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22-01-03

ダイビング器材のセッティングの仕方

久しぶりのダイビングをする際に、「あれ、どうやるんだっけ・・・」となることが多いのが器材のセッティング。

思い出しながら大事なポイントを押さえ、楽しいダイビングにしましょう!!

1.タンク(シリンダー)のチェック


■ BCDをセッティングする前にタンクのチェックをします。タンクにキャップやシールが付いているので外して下さい。そしてOリングの劣化やひび割れのチェック。エア漏れの原因となるのでしっかり確認して下さい!問題があれば新しいモノと交換しましょう。


■ 空気の出る所に手を添え、バルブを軽く開けて空気を出して匂いの確認をします。無臭であれば問題ありませんがガス臭いなどの異臭がする場合は申告してタンクを変えましょう!

  

2.BCDの装着 


■タンクのチェックが終わり次第、BCDを装着します。まずタンクのバルブが自分の右側になるように置きましょう!


■そしてBCDは背中側が自分側に向くように持ちます。そして、上からタンクバンドを全て通していきます。この時はバンドは緩い状態でも大丈夫です。


■BCDの高さを調節します。首の上端の高さがタンクのバルブと同じ高さになるようにセッティングします。高すぎると泳いでる時にタンクがタンクバンドから抜けてしまいます。低すぎると泳いでいるときに頭にタンクが当たってしまいます。自分の丁度いい場所を探していきましょう!


■BCDの背中とタンクを並行にします。ここで位置がずれてしまうと泳ぐときに傾いてストレスになってしまいます。


■BCDのバックルを閉めます。バックルの一番外側にベルトがあれば外してから引っ張ります。


■しっかりしめたらバックルを立てます。すると手を放してもベルトが緩まなくなります!


■その状態からバックルの外側にベルトを通し、バックルを倒します。


■固定した後はタンクバンドがスキューバタンクから抜けないかしっかり確認しましょう。



3.レギュレーターの装着


■ヨークスクリューが自分側に来るように持ってホースの確認!セカンドステージが右側、ゲージ類が左側にありますか?逆になっていたら回して向きを調節して下さい。


■ヨークスクリューを緩めてダストキャップを取ります


■そのままタンクに装着し、合わせたらヨークスクリューを閉めます。閉めるときは力を入れすぎないようにしましょう!講習で習う3本の指でやるといいですね!(力入れすぎると外れなくなることが、、、)


■次に左側にある中厚ホースを装着していきます。忘れがちなので注意!


■中圧ホースの先っぽをスライドし引っ張りながらBCDのインフレーターホースに「カチッ」と音がするまで差し込む。


■引っ張てみて取れなければOK!!


4.セッティング後の器材チェック


■全ての機材のセッティングができたらバルブを開けてタンク圧の確認!

最初はゆっくりバルブを開けましょう。このときにゲージのガラス面は下に向けておくこと。万が一破裂したときにガラスが飛び散って危険なため必ず下向きにしておこう。全開にした後は遊びを作るために半回転戻します。


■タンクにエアが入っているか確認する。

残圧計を見て170以上の気圧があるかチェック!もし160以下だった場合は、インストラクターに声掛けてタンクを変えましょう。


■セカンドステージ・オクトパスのチェック!

実際に口に咥えみて呼吸出来るかを確認します。この時に、残圧計を見ながらチェックする習慣をつけましょう!呼吸をする度に、残圧計の針が動くようでしたら、タンクバルブの開きが足りない証拠です。この時に、稀に息が吐けないと言う事があります。これは、セカンドステージ内のゴム製のパーツが張り付いている性で起こります。一度、力強く息を吐いてみると解消されます。それでも解消出来ない場合や呼吸しづらかったりしたら、インストラクターに相談しましょう。

合わせてパージボタンのチェックも忘れずに行って下さい。


■BCDとインフレーターホースの動作チェック!

インフレーターホースの吸気ボタン、排気ボタンを押しみましょう。その時にBCDに空気がたまるか、弁から空気が抜けるかも合わせてチェックしてください。

これで器材のセットアップは完了です\(^o^)/

すぐに海エントリーしない場合はタンクのバルブを閉め、エアを抜きましょう!ホースに圧力がかかった状態で長時間放置するとホースの傷みの原因となってしまいます。

バルブを閉めた時に残圧計の針が下がっている場合は、どこかからエアが漏れてる可能性があります。

バルブを閉め残圧計が動かない事を確認出来たら、レギュレーターかオクトパスのパージボタンを押して、エアを出してください。



あと、船上の場合は邪魔にならないよう横に倒したり、タンクホルダーに入れましょう!!